真価問われる5年目へ
巨人の桜井俊貴投手が17日、ジャイアンツ球場で行われている楽天とのファーム練習試合に先発登板。開幕直前の調整登板で5回1失点と好投した。
この日は前日16日に実戦復帰した大城卓三とバッテリーを組み、楽天打線に7安打を許したが、失点はフェルナンドに許した一発のみ。犠打封じの好フィールディングをみせるなど、走者を背負いながらも要所を締めてゲームメイクした。
桜井は立命館大から2015年のドラフト1位で巨人に入団。本格派右腕として高い期待を寄せられながらも、なかなか一軍定着できないシーズンが続いていた。それでも昨季途中に先発へ配置転換されると、一気に8勝(6敗)を挙げて、ついに才能開花の予感。5年目の今季はシーズンを通して先発ローテーションでの活躍が期待されている。