中止となった「交流戦」をバーチャルで!
一般社団法人日本野球機構(以下、NPB)と株式会社コナミデジタルエンタテインメント(以下、 コナミ)がタッグを組んで開催する『日本生命 “バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』が、6月12日(金)に開幕。いよいよ最終日となる17日は、オリックス-ヤクルト、楽天-DeNAの2試合が行われた。
新型コロナウイルスの問題により、残念ながら今年は開催が中止となってしまった「日本生命 セ・パ交流戦」…。
しかし、それを幻のまま諦めるのではなく、開幕を待ちわびているプロ野球ファンに楽しんでもらうのはもちろんのこと、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいる方々への感謝の思いも込めた特別企画として、実際の交流戦も特別協賛として支えている日本生命保険相互会社の賛同も力に、今回の『日本生命 “バーチャル”セ・パ交流戦 powered by eBASEBALL』が実現した。
猛牛打線が奮起!
第1試合は、昨季ともにリーグ最下位に沈んだオリックスとヤクルトの対戦。オリックスは飛躍に期待がかかる3年目左腕の田嶋大樹、ヤクルトは新助っ人のガブリエル・イノーアというマッチアップになった。
試合はオリックスの強力打線が序盤から猛攻。2回、スティーブン・モヤの2ランで幸先よく先制すると、3回には新助っ人のアデルリン・ロドリゲスが適時打。外国人選手の活躍で主導権を握る。
さらにモヤに2打席連発となる3ランが飛び出し、4回には西野真弘が適時打を放って7-0。序盤で一気にリードを広げていった。
“令和の怪童”が反撃弾も…
苦戦を強いられたヤクルトは7回に雄平の犠飛で1点を返すと、代打の中山翔太がレフトスタンドに2ランを叩き込んで7-3。ようやく反撃の狼煙をあげる。
9回には先頭で打席に入った若き主砲・村上宗隆が一発を放ち、諦めない姿勢を見せたものの、後が続かずに試合終了。序盤に良い攻撃を見せたオリックスが7-4で勝利。バーチャル交流戦は2連勝で、シーズンに弾みをつけた。
▼ 試合結果
オリックス(指宿聖也) 7 - 4 ヤクルト(藤本洋介)