いよいよ2020シーズンのプロ野球が幕を開ける。

　プロ野球ファンにとっては6カ月にも及ぶオフ期間を経ての待ちに待った“球夏”到来。ここから各球団が120試合のレギュラーシーズンを戦っていくことになる。

　プロ野球の中継を見ようということは、どこか好きな球団がある・好きな選手がいるといった理由からだと思う。当然、「1試合だけ見れればいい」、「ホームゲームだけ見られれば」という人は少ないだろうし、年間を通して多くの試合を見たいからこそ悩んでいるはず。

　そんな野球ファンに向けて、今回は6月17日～23日まで期間限定で2カ月無料キャンペーンを実施しているDAZNのサービスに注目。2カ月間で視聴できる球団別の試合数、どのタイミングで加入するのがお得かなどを検証した。

開幕日から加入すると288試合が無料視聴可能

まずはDAZNのキャンペーンの詳細を確認しよう。6月17日〜23日の期間に専用登録ページからDAZNに新規加入すると、通常1カ月のフリートライアル期間が2カ月に延長される。ここで注意したいのは、開幕日の6月19日に加入した場合は、翌々月の加入同日から有料会員に移行すること。つまり、2カ月後の8月19日まで無料というわけでなく、8月18日まで無料視聴可能ということになる。


開幕から8月18日までの全カードは310試合。DAZNでは広島東洋カープを除く11球団の主催試合をライブ配信するので、広島の主催22試合以外の288試合が無料で視聴できる。球団別の無料視聴試合数は下記のとおり。

【セ・リーグ】
読売ジャイアンツ：48試合
横浜DeNAベイスターズ：48試合
阪神タイガース：49試合
広島東洋カープ：30試合
中日ドラゴンズ：49試合
東京ヤクルトスワローズ：48試合

【パ・リーグ】
埼玉西武ライオンズ：52試合
福岡ソフトバンクホークス：52試合
東北楽天ゴールデンイーグルス：52試合
千葉ロッテマリーンズ：52試合
北海道日本ハムファイターズ：51試合
オリックス・バファローズ：51試合

DAZNでは広島の主催試合は配信できないが、カープのホーム開幕戦は7月3日の阪神戦からのため、7月2日まで開催されるセ・パ両リーグの全試合をライブ視聴できるということとなる。

フルシーズン視聴には19日の加入がベスト

今シーズンのプロ野球をDAZNで視聴する場合、2カ月間無料の後に何カ月視聴料（月額1,750円 ※税抜）を払うかもユーザーにとって気になるところ。セ・リーグの場合、今シーズンの最終戦が11月7日。パ・リーグの場合はクライマックスシリーズ（CS）が、11月14日～17日（予備日は18日）に予定されている。6月19日に加入した場合、8月19日から視聴料が発生し、3カ月目の11月18日まで視聴可能。「2カ月無料＋3カ月分の視聴料、5,250円（税抜）」でフルシーズンを堪能できるのはコスパの面でもかなり魅力的だ。

【フルシーズン視聴のベストプラン】
・6月19日に2カ月キャンペーンに加入
・8月18日まで無料視聴
・1カ月目の視聴期間は8月19日～9月18日まで（1,750円 ※税抜）
・2カ月目の視聴期間は9月19日～10月18日まで（1,750円 ※税抜）
・3カ月目の視聴期間は10月19日～11月18日まで（1,750円 ※税抜）

野球＆サッカーファンならば23日に加入すべし

プロ野球だけでなくサッカー観戦もするユーザーならば、キャンペーン期間最終日の「6月23日加入」をすすめたい。23日加入ならば8月22日まで無料期間となる。この期間中のサッカーコンテンツで最注目なのが、欧州カップ戦のチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグだ。

【チャンピオンズリーグ日程】
8月7日、8日　決勝トーナメント1回戦セカンドレグ（会場未定）
8月12日～15日　準々決勝（リスボン）
8月18日、19日　準決勝（リスボン）
8月23日　決勝（リスボン）

【ヨーロッパリーグ日程】
8月5日、6日　ラウンド16（会場未定）
8月10日、11日　準々決勝（ケルン、デュイスブルク、デュッセルドルフ、ゲルゼンキルヘン）
8月16日、17日　準決勝（ドイツ、会場未定）
8月21日　決勝（ケルン）

プロ野球の開幕3連戦は視聴できないが、6月23日に加入すれば、チャンピオンズリーグ決勝を除くすべての試合が無料視聴可能となる。野球とサッカーが両方好きというスポーツファンにとって、他にはない超お得なキャンペーンと言っていいだろう。プロ野球開幕を筆頭にライブスポーツが再び動き出すこの機に2カ月の無料トライアルを試してみる価値は十分にあるだろう。