巨人 － 広島
＜2回戦・東京ドーム＞

　開幕からノーヒットが続いていた広島の菊池涼介選手が24日、東京ドームで行われている巨人戦に「2番・二塁」で先発出場し、今季初安打に加えて第1号となるアーチを描いた。

　開幕から4試合18打席ノーヒットでこの試合を迎えていた菊池涼は、3回の第2打席に相手先発・メルセデスの速球を捉え中前打。今季初安打を放ち無安打記録に終止符を打つと、3点リード5回には2番手右腕・古川侑利から左中間席へ貴重な追加点を叩き出す1号ソロ。復調を印象づけるマルチ安打とした。

　相手は開幕から4連勝と勢いに乗る巨人だが、広島は連敗ストップを目指す一戦。先発の九里亜蓮が5回まで1失点（自責0）と好投しているだけに、菊池涼の一発はチームにとっても大きな援護弾となった。