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セ6球団の先発ローテ1周目を振り返る! 好スタートを切ったチームは?

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巨人の戸郷翔征 (C) Kyodo News

前年覇者が上々のスタート


 待望のプロ野球シーズンが開幕からちょうど一週間。各チームが組んだ先発ローテーションが1周し、26日(金)は開幕戦を託されたエースたちが今季2度目のマウンドに上がる。


 今回は開幕ローテーション入りした投手がどれだけ試合を作れたのか、セ・リーグ6球団のローテ投手の成績を振り返ってみたい。


▼ 1位:巨人 <4勝1敗1分>
vs.神 勝 菅野智之  7回2失点
vs.神 勝 田口麗斗  5回1失点
vs.神 勝 サンチェス 5.2回1失点
vs.広 勝 戸郷翔征  6.2回2失点
vs.広 敗 メルセデス 3回4失点
vs.広 - 桜井俊貴  6回2失点
6試合(33.1回)4勝1敗 防3.24

 まず、上々のスタートを切ったのが、リーグ2連覇を目指す巨人。開幕から阪神と広島を本拠地に迎え、菅野が先陣を切ると、昨季はリリーフが主だった田口、開幕前に不安定な投球が続いていた新助っ人・サンチェスも続いて連勝を飾った。

 2カード目の頭を託された期待の2年目右腕・戸郷は、好投を見せていた練習試合の流れそのままにシーズンイン。メルセデスが苦手の鯉打線に打ち込まれたものの、このままローテを回れば次回登板は通算3戦3勝の好相性を誇るDeNA戦での登板が予想される。お得意様を相手に信頼回復といきたいところだ。


▼ 2位:DeNA <4勝2敗>
vs.広 敗 今永昇太  5回2失点
vs.広 - ピープルズ 6回1失点
vs.広 - 平良拳太郎 6回1失点
vs.中 勝 濵口遥大  8.1回0失点
vs.中 勝 井納翔一  5回2失点 ※25日抹消
vs.中 勝 坂本裕哉  6回0失点
6試合(36.1回)3勝1敗 防1.49

 巨人と0.5差の2位につけるDeNAは、リーグトップの先発防御率「1.49」をマークした。チームは開幕から広島に2連敗のスタートとなったが、黒星発進の今永も含め、すべての投手が責任投球回を投げる奮闘ぶり。第6戦を任されたドラフト2位ルーキーの坂本は、好調だった中日打線を6回1安打と完璧に抑え込む鮮烈デビューを飾った。

 第5戦に登板したベテラン右腕・井納が登板翌日に登録を抹消されており、次周の先発5番手はファーム組から昇格がある見込み。井納と同日に先発登板していた櫻井をはじめ、期待の若手投手が起用されることになりそうだ。


▼ 3位:広島 <3勝2敗1分>
vs.De 勝 大瀬良大地  9回1失点
vs.De - 床田寛樹   5回3失点
vs.De - 森下暢仁   7回0失点
vs.巨 敗 K.ジョンソン 5回3失点
vs.巨 勝 九里亜蓮   7回1失点(自責0)
vs.巨 - 遠藤淳志   5回3失点
6試合(38回)2勝1敗防2.37

 開幕投手の大瀬良が「完投」一番乗りを果たした広島は、先発投手の登板イニング数が12球団トップ。大瀬良のみならず、ルーキーの森下、ローテ5番手の九里が7回を投げ抜くなど、すべての投手が最低限の5イニングを消化した。評価を上げている高卒3年目の遠藤もまずまずの投球を披露し、今後の登板に期待が膨らむ。広島のローテーションも上々のスタートをきったと言えるだろう。


前評判とは打って変わって…


▼ 4位:ヤクルト <3勝3敗>
vs.中 - 石川雅規 5回3失点
vs.中 勝 小川泰弘 6回2失点
vs.中 敗 山田大樹 7回3失点
vs.神 敗 イノーア 5.0回4失点
vs.神 勝 スアレス 6回1失点(自責0)
vs.神 - 高梨裕稔 7回0失点
6試合(36回)2勝2敗 防3.00

 開幕6試合を終えて光ったのが「投手再建」を掲げる高津ヤクルトの奮闘ぶりだ。下位の中日・阪神を相手に勝敗こそ五分だが、4投手がクオリティースタート(QS=6回以上3失点以下)を記録するなどゲームメイク。被打率、防御率ともにリーグ3位に抑え、与四球は12球団最少の「3つ」にとどめた。

 石川と小川に続く存在として期待されていた高橋がファーム調整を命じられたなか、いわば“代役”として起用された左腕・山田大、6番手として滑り込んだ高梨が結果を出しているのは頼もしい限り。26日以降の巨人・広島・DeNAとの本拠地3カードでさらなる手応えを掴み、長期遠征に臨みたい。


▼ 5位:中日 <2勝4敗>
vs.ヤ - 大野雄大  4回6失点
vs.ヤ 敗 吉見一起  4回4失点
vs.ヤ 勝 梅津晃大  7回0失点
vs.De 敗 柳 裕也  6回3失点
vs.De 敗 山本拓実  5回3失点
vs.De 敗 岡野祐一郎 5回5失点
6試合(31回)1勝4敗 防6.10

 期待値も含めて前評判の高かった中日は、打線との兼ね合いがあるとはいえ、先発投手がこらえきれずに失点を重ねる試合が続いて2カード目の横浜で3連敗。先発唯一の白星を挙げた梅津や、一発に泣いた山本は今後に期待を抱かせる投球を見せていたが、開幕戦で崩れた大野雄が心配だ。プレシーズンから打ち込まれるシーンが散見されていただけに、ローテ2周目で復調のキッカケをつかめるか。


▼ 6位:阪神 <1勝5敗>
vs.巨 - 西 勇輝 6回1失点
vs.巨 負 岩貞祐太 6回3失点
vs.巨 負 ガルシア 4回5失点 ※22日抹消
vs.ヤ 勝 青柳晃洋 6.0回0失点
vs.ヤ 負 ガンケル 4回3失点 ※25日抹消
vs.ヤ - 秋山拓巳 6.0回0失点
6試合(32回)1勝3敗 防3.38

 リーグ最下位の阪神は、日本人投手がいずれもクオリティースタートを記録するも、打線の沈黙に救援失敗と噛み合わずここまで5敗。ローテ3番手のガルシアと5番手のガンケルが振るわず、ともに一軍選手登録を抹消された。次周はソフトバンクから加入したベテラン右腕・中田賢一、5年目の望月惇志、3年目の馬場皐輔らが昇格候補と見られ、早くもローテ再編を迎えている。
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