コロナウイルスへの懸念…今後も辞退者続々?
MLB機構は29日(日本時間30日)、今季の開催概要を正式発表した。
レギュラーシーズンは60試合。開幕は7月23日(同24日)か24日(同25日)で、事前キャンプは7月3日(同4日)から再開される。主なグラウンドルールとしては、ナショナル・リーグでも史上初めて指名打者制を導入。延長戦の各イニングは、無死二塁の状態からスタートするタイブレーク方式が採用される。
ようやく開幕へ漕ぎつけたが、米国では新型コロナウイルス感染が拡大し続けている状況。これに伴い、今季のプレー辞退を表明する選手が出てきている。
昨季、チーム史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたナショナルズでは、メジャー通算270本塁打のライアン・ジマーマン内野手(35)と、同通算21勝のジョー・ロス投手(27)が、コロナの感染リスクを理由に今季のプレー辞退を発表。他にも、ダイヤモンドバックスに所属する同105勝のマイク・リーク投手(32)、ロッキーズに所属する同通算181本塁打のイアン・デズモンド外野手(34)も、コロナ感染のリスクを理由にプレー辞退を表明した。
コロナ終息が見えない状況で、実績のある大物選手が相次いでプレー辞退を選択。今後も辞退者が増える可能性は否めない。