キューバ出身の24歳が悲願の支配下登録
日本野球機構(NPB)は1日、中日のアリエル・マルティネス選手が育成選手登録から支配下選手登録へ移行したと公示。背番号は「210」から「57」に変更となった。
A.マルティネスは来日3年目を迎えたキューバ出身の24歳。右投げ右打ちの捕手登録で、昨季は主に「指名打者」として二軍戦53試合に出場し、打率.257(140-36)、2本塁打、21打点の成績。今春は故障で出遅れたが、6月の練習試合再開後は持ち前の長打力で猛アピールを見せてきた。
今季の公式戦初出場となった23日のソフトバンク戦は「5番・指名打者」で4打数2安打、翌24日の同カードでは「5番・捕手」で相手先発のC.スチュワートJr.から今季第1号の一発も。好調な打撃で猛アピールし、悲願の支配下登録を勝ち取った。