待ちに待った実戦復帰
日本ハムのクリスチャン・ビヤヌエバ選手が2日、鎌ヶ谷で行われたイースタンリーグの西武戦に「3番・指名打者」で先発出場。1-1の同点で迎えた初回の第1打席に、西武の先発・内海哲也投手から勝ち越しとなる本塁打を弾丸ライナーで左翼席に放り込んだ。
2回裏に回ってきた第2打席は二死満塁の得点機、フルカウントから左中間を割る走者一掃の適時二塁打を放ち、この試合4打点目をマーク。さらに、続く万波のヒットで三塁に進むと、一塁走者の万波が一二塁間に挟まれている間にホームへと生還する好走塁も披露した。
その後、5回裏の第3打席は西武の左腕・齊藤大将投手相手に粘りを見せたが遊ゴロに。第4打席で代打が送られて交代となった。
ビヤヌエバは今季の正三塁手として大きな期待を寄せられてたが、5月末に虫垂炎との診断を受け、腹腔鏡下摘出術を実施。実戦復帰まで約4週間を要するとみられていた。ここまで一軍では高卒2年目の野村佑希選手が奮闘しているものの、経験豊富な助っ人の復帰は栗山英樹監督にとっては朗報となりそうだ。