来日7年目、復活へ会心の一撃
西武のエルネスト・メヒア選手は3日、戸田球場で行われているヤクルトとのイースタン公式戦に「6番・指名打者」で先発出場し、今季“第1号”となる一発を放った。
スコアレスの2回、カウント3-2からヤクルト先発の原樹理が投じた低めの148キロをすくい上げるようにスイング。高く打ち上がった打球はバックスクリーン右へ飛び込む先制ソロホームランとなった。
メヒアは2014年に西武に加入し、いきなり34本塁打でリーグ本塁打王とベストナインの大活躍。その後も4シーズン連続で2ケタ本塁打と持ち前のパワーを発揮してきたが、ここ2シーズンは故障と不振で徐々に出場機会が減少。今季は2年連続で開幕二軍スタートとなっていた。
ファームでは6月26日の初出場から3試合快音がなかったが、7月2日の日本ハム戦で初ヒットが飛び出し3打数2安打。この日の一発で2試合連続ヒットとし、一軍昇格を見据え、着実に状態を上げてきているようだ。