観客席整備も今年は全試合が無観客に
西武は3日、昨年10月より進めていたファーム本拠地球場となるCAR3219(カーミニーク)フィールドの改修工事完了を受け、報道陣に向けた内覧会を実施した。
スコアボードがLEDディスプレイの大型ビジョンとなり、両チームの選手名や球速、球数、映像などが表示可能に。また、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、同球場での試合は全試合無観客となるが、新たに240席の観客席やトイレも整備され、観戦環境も向上している。
その他にも、選手寮から球場までを結ぶ導線(ライト後方付近)の中に、ファンが選手にサインや記念撮影を求めることができる「ふれあい広場」が新設された他、若手選手の育成強化を目的とした付帯施設として、屋根付きのブルペンやサブグラウンドも新設されている。
なお、公式戦での稼働は、7月15日(水)の巨人戦(13時開始)からとなっている。
▼ 松井稼頭央二軍監督のコメント
若獅子寮の食堂から、工事の様子が見えていたので、少しずつ変わっていく様子を「まだかな? まだかな?」と、楽しみながら完成を心待ちにしていました!
若手選手たちにとって、これまでプレーしていた西武第二球場から見る隣のメットライフドームというのは、近いようで遠い場所です。
ライオンズに高卒で入団したての頃、僕もそんな風に思ったことがありました。
今は「ライオンズトレーニングセンター」やこの「CAR3219フィールド」で、もっともっと野球に打ち込める環境が整ったと思います。
だからこそ、これから「CAR3219フィールド」で、選手たちにはメキメキと力をつけていってほしいですし、僕はこの環境で選手をしっかりと育てていきたいと思います。
7月15日のこけら落としは、今からワクワクしています。ファンの皆さまには、球場に起こしにいただけるようになったらえひ選手たちに声援を送ってほしいと思います。