昨季のパ・リーグ盗塁王も…
西武は5日、金子侑司の一軍登録を抹消。代わって岸潤一郎を一軍登録した。
金子は立命館宇治高から立命大を経て、2012年のドラフト3位で西武に入団した8年目の外野手。圧倒的なスピードを武器に、2016年と2019年にはパ・リーグ盗塁王を獲得。今季は秋山翔吾の抜けた「1番・中堅」を埋める存在として、さらなる飛躍に期待がかかっていた。
ところが、練習試合からなかなか状態が上がらず、開幕戦も1番ではなく9番からのスタート。ここまで13試合に出場も、打率.179で盗塁は1つと、持ち味をアピールすることができていなかった。
代わって昇格する岸は、昨秋のドラフトで8位指名を受けて入団したルーキー。明徳義塾高時代はエースとして注目を集めるも、故障もあって拓殖大を中退。野球への灯火が消えかけていたところ、四国アイランドリーグplusの徳島で野手として才能を開花させ、プロへの扉を開いた苦労人だ。
こちらもスピードが武器の選手だが、ファームではここまで8試合の出場で打率.313・本塁打1とバットの方も好調。このチャンスを掴むことができるだろうか。
5日の公示は以下の通り。
7月5日(日)の出場選手登録・登録抹消
■ 埼玉西武ライオンズ
-登録-
68 岸潤一郎/外野手
=抹消=
7 金子侑司/外野手
■ 福岡ソフトバンクホークス
=抹消=
21 和田 毅/投手
■ 北海道日本ハムファイターズ
-登録-
28 河野竜生/投手
40 福田 俊/投手
=抹消=
60 郡 拓也/捕手
■ 読売ジャイアンツ
-登録-
95 堀岡隼人/投手
=抹消=
28 田口麗斗/投手
■ 横浜DeNAベイスターズ
-登録-
8 神里和毅/外野手
=抹消=
93 中川虎大/投手
■ 広島東洋カープ
-登録-
29 ケムナ誠/投手
=抹消=
16 今村 猛/投手
■ 中日ドラゴンズ
=抹消=
19 吉見一起/投手