中日 - ヤクルト
<4回戦・ナゴヤドーム>
ヤクルトが“若き4番”村上宗隆の好走塁で先制点をもぎ取った。
0-0で迎えた6回、この回の先頭打者として打席に入った村上は、一・二塁間を破る右前安打で出塁すると、続く5番・西浦直亨がしぶとく運んだ右中間への打球を見て激走。フェンスには届かない弱い打球だったが、村上は二塁、三塁を蹴って間一髪の先制ホームイン。脚力で投手戦の均衡を破った。
この日は相手先発・柳裕也のコースを突くピッチングの前にヤクルト打線が苦戦。村上も走者を置いた状況で、ここまで2打席凡退と、なかなか攻めきれない展開が続いていた。
そんななか、7月に入ってからコンビを組んでいる4・5番コンビで奪った先制点。開幕3連勝がかかる先発右腕・スアレスにとっても、待望の援護点となった。