次世代エース候補、勝負の5年目へ
日本野球機構(NPB)は8日、翌日9日の予告先発投手を発表。ヤクルトは高橋奎二が今季初先発する。
昨季4勝(6敗)を挙げた左腕は、春の時点で石川雅規、小川泰弘とともに開幕投手の候補に名前が挙がるなど、首脳陣からも高い期待を寄せられていたが、オープン戦で3戦2敗、防御率8.71と振るわず、6月7日の巨人との練習試合でも2回途中6失点。まさかの開幕二軍スタートとなっていた。
それでも、イースタンでは6月23日の巨人戦に続いて、7月2日のロッテ戦でも5回1失点と好投。計10イニングで10奪三振、防御率1.80と結果を残し、一軍昇格を手繰り寄せた。
次代のエース候補とはいえ、まずは一軍定着を目指す立場。四球絡みの“ひとり相撲”から脱却し、今季初登板で成長した姿を見せられるか。その投球に注目だ。
7月9日(木)の予告先発
【パ・リーグ】
ロッテ(岩下大輝)- 西武(本田圭佑)
<ZOZOマリン 18時00分>
オリックス(山﨑福也)- 日本ハム(ドリュー・バーヘイゲン)
<京セラD大阪 18時00分>
ソフトバンク(リック・バンデンハーク)- 楽天(塩見貴洋)
<PayPayドーム 18時00分>
【セ・リーグ】
中日(岡野祐一郎)- ヤクルト(高橋奎二)
<ナゴヤドーム 18時00分>
阪神(オネルキ・ガルシア)- 巨人(C.C.メルセデス)
<甲子園 18時00分>
広島(森下暢仁)- DeNA(井納翔一)
<マツダスタジアム 18時00分>