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今や鷹打線に欠かせぬ栗原陵矢 長打と出塁能力兼ねた理想のリードオフマン

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ソフトバンク・栗原陵矢

練習試合で結果残し開幕スタメンを勝ち取る


 8日の楽天戦(PayPayドーム)に8-12で敗れ、またしても勝率5割復帰を逃したソフトバンク。今季17戦を終え7勝9敗1分けと波に乗り切れない船出となったが、入団6年目の栗原陵矢捕手(24)がチームに不可欠な存在になりつつある。

 思えば約1ヵ月前、栗原はレギュラー争いの真っただ中にいた。主戦場の捕手争いには正妻の甲斐拓也とベテランの高谷裕亮が君臨。栗原は打力を武器に、練習試合が再開された6月2日以降、捕手1試合、一塁7試合、左翼2試合と複数ポジションを兼務しながら計10試合にスタメン出場し(途中出場含め全12試合)、打率.333、1本塁打、6打点と結果を残した。

 不調だったベテラン・内川聖一の開幕二軍スタートもあり、6月19日、ロッテとの開幕戦(PayPayドーム)に「2番・一塁」でスタメン出場。6年目にして初の開幕スタメンの座を勝ち取ると、1-1の同点で迎えた延長10回裏、引き分け目前の二死三塁の場面で、劇的なサヨナラ勝ちとなる中前適時打を放ち、チームを開幕戦勝利へと導いた。

得点圏打率.462、リーグ4位タイの15打点!


 開幕5戦目以降は1番が指定席となり、打率.311は現在リーグ10位。8日の楽天戦で2試合連発となる右越えソロを放ち、ここまでの4本塁打は柳田悠岐(6本塁打)、バレンティン(5本塁打)に次ぐチーム3位の成績だ。さらに、15打点はバレンティンと並びチームトップで、リーグ全体で見ても4位タイの高成績。得点圏打率はチームトップでリーグ4位の.462と勝負強さも際立つ。

 出塁率も.354も記録し、80打席を消化した時点でOPS(出塁率+長打率)は一流打者クラスの.946。パンチ力と出塁能力を兼ね備えた理想的なリードオフマンとして打線に欠かせないピースになっている。

 守備面でも慣れない一塁と左翼がメインだが、ここまで無失策を継続。3-11で敗れた6月23日の西武戦(メットライフ)では途中からマスクを被るなど、追いかける展開での新たな攻撃的オプションも今後さらに増えそうだ。

 チーム合流が遅れているグラシアル、デスパイネの不在もあり、ここまでチーム打率.234と元気のないソフトバンク打線。そんな中、期待の背番号31がブレークへの道を順調に突き進んでいる。
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