選手会が思い込めた「イエロー&ブルー」
ソフトバンクは11日、今季の「鷹の祭典」で着用する特別ユニフォームのデザインをオンライン会見にて発表。同イベント15年目を迎えた今年は「S15(サァイコー)イエロー2020」がPayPayドームを彩る。
今季は無観客試合でのシーズン開幕に伴い、イベント試合の開催を延期としていたが、9月12日(土)の西武戦を皮切りに、本拠地・PayPayドームにて「鷹の祭典」を計8試合開催することが決定。
今年のユニフォームは、ホークス選手会からの提案もあって「S15イエロー2020」と名付けられたフレッシュなイエローをベースカラーに、袖のラインとキャップには「ブルー」を配したデザインに。
発表会見に出席した今宮健太選手は「福岡を明るく元気づける黄色と、医療従事者の皆さまへの感謝の気持ちを込めた青」とユニフォームに込めた想いを語り、「こういう状況の中で選手会が動いて、球団が受け入れてくれたというのは感謝していますし、ファンの皆様に対しての選手の思いもある。選手からファンの皆さまへの感謝の気持ち。選手が作ったユニフォームかなと思います」とコメントした。
また、今シーズンは無観客試合で開幕し、7月10日にようやく観客動員が再開されたばかり。コロナ禍での祭典に「今年は特別な鷹の祭典になると思います。今年も“勝ち”にこだわってやっていきたい」とし、「しょうもない試合は許されない。これは選手一同、1試合1試合大事に戦って、何かひとつでも観ているファンの皆さまに与えられるように、全力を尽くして頑張っていきたい」と意気込んだ。
なお、今年の「鷹の祭典」は、新型コロナウイルスと最前線で対峙している医療従事者への感謝の思いも込めて、「THANKS HEROES」をテーマに球団が感染予防啓発活動に取り組むことも決まり、福岡県内の医療従事者へ計17万着のレプリカユニフォームを贈呈するという。医療従事者に続いて、ホークス全体が「ヒーロー」となれるよう、選手とファンが一丸となって明るい未来を目指す。
▼『鷹の祭典 2020』スケジュール
9月12日(土)vs.西武
9月13日(日)vs.西武
9月18日(金)vs.楽天
9月19日(土)vs.楽天
9月20日(日)vs.楽天
9月22日(火)vs.オリックス
9月23日(水)vs.オリックス
9月24日(木)vs.オリックス
※会場はいずれもPayPayドーム