約3000ℓのビールを再利用
DeNAは13日、木内酒造と横浜ベイブルーイング協力のもと、球団オリジナル醸造ビール「BAYSTARS ALE(ベイスターズ・エール)」を蒸留し、手指消毒用のアルコール約6万回分として再利用。横浜スタジアムでは今季初の有観客試合となる7月17日(金)から手荷物検査エリアにて提供を開始することを発表した。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開幕が遅れたことにより、提供できなくなったビール約3000ℓの有効活用を模索する中、厚生労働省から4月10日(金)に発表された酒類製造者や販売者が製造する高濃度エタノールを消毒液の代わりとして使用できる特例を受け、木内酒造と横浜ベイブルーイングに協力を依頼。球団オリジナル醸造ビールを原材料とした手や指などに使用する消毒用エタノールの代替品としてアルコールを抽出し、再利用することになったという。
横浜スタジアムご入場時に利用できるよう、手荷物検査エリアに試合日のみ設置。無くなり次第、提供は終了となる。アルコール度数は70%あり、アルコールにアレルギーのある方や、お酒に弱い方は注意する必要がありそうだ。