オリックス・西村徳文監督

◆ 先発・鈴木は好投も…

 2カード連続の勝ち越しで5位に浮上していたオリックスだったが、終盤に失点を重ねて連敗を喫して0-7で敗戦、再び最下位に転落した。

 西武戦の好投から一転、前回登板の日本ハム戦は4回7失点と苦しんだオリックスの先発・鈴木優だったが、この日は「前回登板では出来なかったマウンド上での修正ができていたし、全体的にはストライク先行で自分らしいピッチングができていた」との言葉通り、回を重ねるたびにテンポ良く粘りのピッチングを披露した。

 4回に一死二塁から「もっと広く投げることを意識しなければいけなかった」と反省した場面で、ソフトバンクの柳田悠岐に甘く入ったボールをライト前に運ばれて先制を許したが、6回を投げて86球、3安打、5三振、1失点と試合を作り降板。前回登板からの修正には、西村徳文監督も「しっかり自分で考えてやってくれた結果」と満足感を示した。

 しかし、ビハインドの状況でマウンドに上がった山田修義、齋藤綱記、K-鈴木といった中継ぎ陣が7回と8回に合わせて6失点。これには西村監督も「きのうもそう、何とか踏ん張ってもらわないと。この流れをしっかり断ち切ってもらわないといけない」と苦言を呈した。

 また、ソフトバンクの先発・和田毅から6回で1安打と沈黙した打線に関しても、指揮官は「打つ方も打ってあげないといけない。ヒット数がヒット数ですから」とコメント。試合全体を通して2安打と元気のなかった打線にも奮起を促した。

 試合後に厳しい言葉を並べた西村監督だったが、この日に昇格し、最終回を三者凡退に抑える投球を披露した吉田凌については満足感を示し、「次、どこで投げさせるのかというのをこっちもしっかり考えて、そこで良い内容が続くようなら、そこのポジションもしっかり考えていかなきゃいけない」と、期待を寄せた。

文=どら増田

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