2020.07.18 18:00 | ||||
阪神タイガース | 8 | 終了 | 3 | 中日ドラゴンズ |
甲子園 |
4回に立ち直りの兆し見せるも…
中日の勝野昌慶投手(23)が18日、阪神5回戦(甲子園)で今季2度目となる先発登板。4回2失点で降板し今季初勝利はお預けとなった。
初回、2回と、いずれも四球で走者を出すも無失点。3回も四球絡みで無死一、三塁のピンチを招き、一死後、内野ゴロに間に先制を許した。さらに二死二塁から、2番・糸原に適時二塁打を右中間へ運ばれ2失点目。序盤は変化球の精度を欠き、真っ直ぐを狙われるケースが目立った。
4回はカーブでカウントを稼ぐなど変化球が安定。4番・大山を三ゴロ、5番・ボーアを空振り三振、6番・サンズを二ゴロと中軸を3者凡退に斬った。
中日は2点を追う5回表、先頭の5番・阿部が右中間突破の二塁打で出塁すると、続く井領は右前打。無死一、三塁の好機で7番・石川昂が打席に入ったが、期待のドラ1は遊飛に倒れた。続く加藤の打席で一走・井領が暴投で二塁へ進塁。一打同点の場面を迎えたが、加藤は空振り三振に倒れた。
なおも二死二、三塁と好機は続き打順は9番・勝野。ここで与田監督は代打・遠藤を選択したが、遠藤は二ゴロに倒れ好機を逸した。
勝野は4回55球、2安打2失点、2奪三振3四球の内容で降板。0-2の5回から2番手・佐藤がマウンドに送ったが、右腕は失策絡みで大量6点を失った。
中日は8点を追う6回、3番・福田の中前適時打、5番・阿部の右前適時打などで3点を返すも反撃はここまで。3-8で敗れ勝野は2敗目を喫した。