打球が頭部直撃、診断結果は『軽度の脳振とう』
ヤンキース・田中将大投手(31)の2020年シーズン初登板が、最短で31日(日本時間8月1日)になることが分かった。アーロン・ブーン監督が20日(同21日)のオンライン会見で明かした。
田中はキャンプが再開された4日(同5日)に実戦形式の練習に登板。主砲・スタントンの痛烈なピッチャー返しを右側頭部に受け『軽度の脳振とう』と診断された。「患部に痛みはありますが、それ以外は元気です。できるだけ早くまた、マウンドに上がれるように頑張っていきたいと思います」と無事を報告。その後はMLB機構の回復プログラムに従い慎重にリハビリを進めてきた。
ブーン監督によると、田中は今後、21日(同22日)の練習で実戦形式の登板を再開。ここで問題がなければ、そのあと中4日で再び実戦形式のマウンドに上がる。これにより、開幕ローテーション入りは消滅。シーズン初登板は最短で、31日(同1日)の本拠地ヤンキー・スタジアムでのレッドソックス戦になる見込みだ。