チームの未来を担う“96年世代”が激突
日本野球機構(NPB)は21日、あす22日の予告先発投手を発表した。
メットライフドームでは、西武の高卒6年目・髙橋光成と、ロッテの大卒2年目・小島和哉が先発。高校時代に「2年生エース」として全国制覇を成し遂げた同学年の両腕がマウンド上で火花を散らす。
浦和学院のエースとして2013年のセンバツを制したロッテ・小島は、早稲田大を経て2018年のドラフト3位でプロ入り。ルーキーイヤーからプロ初勝利を含む3勝(5敗)を挙げ、2年目の今季は開幕ローテ入りを果たした。
ただ、ここまで4試合に登板して1勝2敗、防御率5.95の成績で、今後のローテ定着へ向けてさらなるアピールが必要な立場にある。相手は昨季2戦2敗、防御率15.63と打ち込まれた西武打線。小島にとってはアピールとともにリベンジを期すマウンドになるだろう。
対する髙橋光成は、前橋育英の2年時(2013年)に夏の甲子園を制覇。3年時は小島同様に地方予選で敗れ、“聖地”に届かなかったが、秋のドラフト会議で西武から単独1位指名を受けてプロの門を叩いた。
1年目から一軍登板の機会を与えられ、5年目の昨季に自身初の2ケタ10勝到達。今季はさらなる飛躍が期待されているが、ここまで2勝2敗、防御率6.17と波に乗り切れず、降板後には反省の弁が続いている。ロッテ打線とは2週間前に対戦し6回9安打6失点。戦友の左腕と同じく、リベンジに燃える一戦となりそうだ。
7月22日(水)の予告先発
【パ・リーグ】
楽天(涌井秀章)- オリックス(鈴木優)
<楽天生命パーク 18時00分>
西武(髙橋光成)- ロッテ(小島和哉)
<メットライフ 18時00分>
ソフトバンク(和田毅)- 日本ハム(ニック・マルティネス)
<PayPayドーム 18時00分>
【セ・リーグ】
DeNA(濵口遥大)- ヤクルト(ガブリエル・イノーア)
<横浜 18時00分>
中日(松葉貴大)- 巨人(戸郷翔征)
<ナゴヤドーム 18時00分>
阪神(オネルキ・ガルシア)- 広島(野村祐輔)
<甲子園 18時00分>