連敗脱出へキャプテンが一撃

　DeNAの佐野恵太選手は22日、本拠地のヤクルト戦に「4番・左翼」で先発出場。第1打席に待望の今季1号ホームランを放った。

　初回、3番・ロペスが先制ソロを放った直後に迎えた第1打席に、相手先発・イノーアの低めのチェンジアップをすくい上げるように巧打。快音を残した打球は右中間席ギリギリに飛び込む今季1号弾となった。


　プロ4年目の佐野は、今季からメジャー移籍した筒香嘉智の後を継ぐ形でチームキャプテンに就任。開幕から全試合に「4番」で先発出場し、前日終了時点で打率.353とコンスタントにHランプは灯していたものの、ここまで27試合・115打席もの間ホームランが出ていなかった。

　チームが6連敗と苦戦を強いられるなか、負の流れを断ち切るかのような一撃。連敗ストップへ、まずはキャプテンが頼もしい一発を放ってみせた。