初四球・初得点に続いて初死球も…

　中日のドラフト1位ルーキー・石川昂弥選手は22日、本拠地の巨人戦に「8番・三塁」で先発出場。第1打席に四球で出塁し、先制のホームに生還した。

　0-0の3回一死走者なしで迎えた第1打席、開幕3連勝中と勢いに乗る相手先発・戸郷翔征と相対し、カウント3-2から高めの際どい速球を見極めプロ初「四球」を記録。二死後に1番・井領雅貴、2番・大島洋平の連打でホームに生還し、プロ初得点が貴重な先制点となった。


　石川昂は故障の高橋周平と入れ替わる格好で7月12日に緊急昇格。同日に初打席初安打を放った後は快音なく、前日まで6試合に出場して20打数1安打、打率.050という成績だった。

　それでも、この日まで4試合連続で先発起用され、第1打席に得点機に繋がるプロ初四球を選び、第2打席には2ストライクに追い込まれてからファールで粘り臀部へプロ初死球。一軍投手のボールに必死に食らいつきながら、この日は2打席連続出塁をもぎ取っている。