ロッテ・小島和哉[撮影日=2020年2月12日]

◆ 昨季ホロ苦デビューとなった地元でリベンジ

 メットライフドームで行われた西武・髙橋光成投手とロッテ・小島和哉投手による2013年の「甲子園」春夏V腕対決は、浦和学院のエースとして2013年のセンバツを制した小島に軍配が上がった。

 前橋育英の2年時(2013年)に夏の甲子園を制覇している西武の先発・髙橋光は初回、一死一二塁のピンチを併殺打で切り抜けると、3回の二死満塁で4番・安田尚憲を迎えた場面もフルカウントから見逃し三振に仕留める粘りのピッチングを披露した。

 しかし、5回に一死三塁からワイルドピッチで先制を許すと、6回に自身も「もったいなかった」と振り返った一発を井上晴哉に被弾。それでも7回2失点と試合を作ったが、味方打線が同学年の左腕・小島の前に沈黙した。

 その小島は初回に一死一三塁のピンチを背負ったが、4番・山川穂高、5番・森友哉を凡打に仕留めてピンチを脱すると、3回、4回、5回とヒットを許さずリズムに乗っていく。6回には一死一二塁と得点圏に走者を背負って森を迎えたが、ここも併殺で切り抜け、7回に一死三塁から内野ゴロの間に1点を失い、なおも内野安打で走者を出したところでマウンドを降りた。

 小島は6回2/3で105球、被安打5、与四死球3の1失点と粘り、後を受けた松永昂大、ハーマン、益田直也の無失点リレーで今季2勝目。髙橋光が7回2失点、小島が7回途中1失点と共に試合を作ったが、今回の勝利の女神は小島に微笑んだ。

 また小島は昨年、自身のデビュー戦となったメットライフドームでの西武戦で2回8失点とプロの洗礼を受けており、その時の悔しさを糧にホロ苦デビューとなった地元でのリベンジも達成。昨季2戦2敗、防御率15.63と打ち込まれた西武からの嬉しい初白星にもなった。

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