初回でマウンドを降りる大谷

○ アスレチックス 6 - 4 エンゼルス ●
<現地時間7月26日 オークランド・コロシアム>

 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は現地時間26日(日本時間27日)、敵地で行われたアスレチックス戦に先発登板。今季初登板にして2年ぶりのメジャーのマウンドは、一死も奪うことができずに5失点でノックアウトというショッキングな結果に終わった。

 “二刀流”の完全復活を目指してスタートした大谷のメジャー3年目のシーズン。実に693日ぶりとなるマウンドに登った背番号17だったが、いきなり先頭に安打を浴びると、そこから3者連続の四球で押し出し。

 思わぬ形で先制点を与えると、つづくマーク・キャンハには粘られた末にライトに運ばれてさらに2失点。続くロビー・グロスマンもライトへの適時打でもう1点。打者6人からひとつのアウトも奪うことができず、4点目を失ったところでベンチが投手交代を決断。大谷をマウンドから降ろした。

 なおも無死一・三塁という状況だったが、緊急登板となったマット・アンドリースが併殺と空振り三振で打者2人から3つのアウトを奪う好リリーフ。ゲッツーの間に走者が還ったため、大谷に5失点目が記録されたものの、被害を最小限で食い止めて見せる。

 すると、打線は3回に頼れる主砲マイク・トラウトが今季1号の3ラン。一気に3点を返すと、5回にもトラウトが犠飛を放ってもう1点。4-5と一気に追い上げ、相手にプレッシャーをかけていく。

 その間、スクランブル登板のアンドリースは5回までゼロを並べ、試合を一気に立て直して後半戦へ。ところが、6回二死を取ったところで、好投のアンドリースに代えてノエ・ラミレスにスイッチすると、これが誤算。代わり端の初球をショーン・マーフィーに持っていかれ、レフトスタンドへのソロ。傾きかけた良い流れを手放してしまった。

 結局、試合はそのまま4-6で終了。大谷の大誤算からなんとか試合を立て直すことには成功したエンゼルスだったが、あと一歩届かず…。初回5失点の大谷に黒星がついた。

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ベースボールキング編集部

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