ナインに迎えられる阪神・サンズ (C) Kyodo News

◆ サンズと木浪が4安打

 神宮球場で開幕したセ・リーグの2位争い直接対決。2位のヤクルトを1ゲーム差で追いかける阪神は、雨の降りしきるバッドコンディションの中で打線が爆発。18安打・20得点の猛攻で初戦を取った。

 初回は相手のミスに付け込み、7番・木浪聖也の適時打などで3得点。幸先よくスタートを決めると、2回には二死満塁のチャンスで5番のジャスティン・ボーアがライトポール際へ叩き込むグランドスラム。2イニングで7点を奪って見せる。

 その後も手を緩めることなく、3回は3番に入るジェリー・サンズの適時打で2点。4回もサンズがライトに満塁弾を叩き込み、4イニング連続得点で13点。13-3と大きくリードを広げた。

 5回はこの試合はじめて無得点で終わったものの、6回はボーアと梅野隆太郎の連続適時打に、木浪の3ランで一挙6点。この試合最も大きい数字がスコアボードに刻まれる。

 その後、7回と8回は無得点で終わったものの、9回には途中出場の島田海吏が適時打を放ってついに20得点。投げては秋山拓巳が大量の援護に守られ、被安打9・失点5ながら最後まで一人で投げ抜いて完投。打席では6打席に立って1安打も5三振を喫したが、自身2年ぶりとなる完投勝利を挙げた。

 終わってみれば、近本光司の2安打にサンズは4安打・5打点の大暴れ。ボーアも2安打ながら打点5を稼ぎ、梅野が2安打・2打点で、木浪は4安打+2四球の全打席出塁で4打点…。まさに猛虎打線の爆発、勢いが止まらなかった。

 「打ちすぎて明日が不安になる…」というファンの声も聞こえてきそうだが、残り2戦で2位の座を奪い取ることができるか。あす以降の戦いも目が離せない。

文=尾崎直也

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ベースボールキング編集部

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