獅子のサブマリンと同級生対決
日本野球機構(NPB)は29日、あす30日の予告先発を発表。パ・リーグ最速で今季20勝に到達したソフトバンクは、2年目右腕の板東湧梧がプロ初先発する。
板東は鳴門高からJR東日本を経て、2018年のドラフト4位で入団するも、1年目の昨季は同期入団の支配下投手でただひとり一軍登板なし。悔しいルーキーイヤーを過ごした。
2年目の今季も開幕は二軍スタートだったが、7月10日にプロ初昇格を果たすと、リリーフとして3試合・計9回2/3を投げてソロ本塁打による1失点と安定感抜群。前回登板の23日・日本ハム戦では4イニング無失点のロングリリーフでアピールし、中6日の先発登板を掴んだ。
プロ初先発で相対すのは、タイトルホルダーがずらりと並ぶ昨季リーグ王者の西武打線。すでにプロ初勝利を挙げている與座海人・森友哉バッテリーとの同級生対決も刺激に、首脳陣の期待に応える投球を披露できるか。初先発初勝利を目指す若き右腕に注目だ。
7月30日(木)の予告先発
【パ・リーグ】
日本ハム(杉浦稔大)- オリックス(山﨑福也)
<札幌ドーム 18時00分>
ロッテ(岩下大輝)- 楽天(弓削隼人)
<ZOZOマリン 18時00分>
ソフトバンク(板東湧梧)- 西武(與座海人)
<PayPayドーム 18時00分>
【セ・リーグ】
巨人(C.C.メルセデス)- DeNA(大貫晋一)
<東京ドーム 18時00分>
ヤクルト(高橋奎二)- 阪神(藤浪晋太郎)
<神宮 18時00分>
広島(クリス・ジョンソン)- 中日(岡野祐一郎)
<マツダスタジアム 18時00分>