中5日登板で676日ぶりの白星目指す
日本野球機構(NPB)は4日、あす5日の予告先発投手を発表。阪神は藤浪晋太郎が今季3度目の先発マウンドに上がる。
今季は右胸の筋損傷などで出遅れ、7月23日・広島戦(甲子園)でようやく今季初登板にこぎつけるも、6回にピレラに満塁弾を浴び7回途中4失点。同30日・ヤクルト戦では味方のエラーにも足を引っ張られ、自責点1ながら4失点で自身2連敗を喫している。
ただ、前回登板では、2回に先制点を奪われてから変化球主体の投球に切り替え、ヤクルト打線を翻弄。ストレートの制球に苦労したところで、スライダーと140キロ台中盤のスプリットを軸に据える“新スタイル”の可能性も示した。
そんな好投から今季初めて「中5日」で臨むのは、本拠地開催の“伝統の一戦”。藤浪にとっては2018年4月20日以来2シーズンぶりの巨人戦となる。甲子園では自身9試合連続で勝ち星から遠ざかっているが、復活をアピールするには最高の舞台だ。今季3度目の正直で676日ぶりの勝利なるか、背番号19の投球に注目だ。
8月5日(水)の予告先発
【パ・リーグ】
日本ハム(ニック・マルティネス)- 西武(伊藤翔)
<札幌ドーム 18時00分>
楽天(涌井秀章)- ソフトバンク(和田毅)
<楽天生命パーク 18時00分>
オリックス(鈴木優)- ロッテ(小島和哉)
<京セラD大阪 18時00分>
【セ・リーグ】
ヤクルト(大西広樹)- 広島(野村祐輔)
<神宮 18時00分>
DeNA(濵口遥大)- 中日(柳裕也)
<横浜 18時00分>
阪神(藤浪晋太郎)- 巨人(戸郷翔征)
<甲子園 18時00分>