Twitterにて日本語で発信
ソフトバンクのデニス・サファテ投手(39)が10日、自身のTwitterを更新。先日、現役引退の可能性が報じられたことについて、「野球を辞めると決まったわけではありません」と表明した。
2017年にNPBレコードとなるシーズン54セーブを記録するなど、2010年代を代表するクローザーとして知られるソフトバンクの剛腕リリーバー。しかし、勤続疲労により股関節を故障してしまい、手術を受けた影響で昨季は6試合のみの登板に終わると、復活にかける今季は3月のオープン戦で3試合に登板するも、状態が思わしくなく今季もここまで登板なし。8月になってアメリカで診察・治療を受けることが発表されていた。
その直後、サファテが自身のSNSで引退を示唆するような投稿を行ったことから、日本で一気に「サファテ引退(か!?)」というニュースが駆け巡る。
これには球団も寝耳に水だったようで、本人との話し合いを希望。真意を確かめるまでは何とも言えない、と返答するしかなかった。
そんな中、10日にサファテが自身のTwitterを更新。日本語で「メッセージありがとうございます。でもまだ野球を辞めると決まったわけではありません」と現在の想いを表明。引退を決意したわけではないことを明かしている。
ニュースになった投稿については、「前回の手術から今までのリハビリを励ましてくれていた皆さんに感謝の言葉を伝えたかったのです」と説明。つづけて「今はこれから自分の出来る事に集中しています、それが再び手術をする事になるかもしれませんが…」とし、時間はかかるかもしれないが、復活を見据えて走り続ける意志をファンに示した。
文=尾崎直也