初登板初勝利以来の公式戦登板
DeNAのドラフト2位ルーキー・坂本裕哉投手(23)が13日、ヤクルトとのファーム公式戦(戸田球場)に先発登板。プロ初勝利を挙げたデビュー戦以来、約1カ月半ぶりの公式戦登板は、4回途中・58球を投げて、1安打、5四球、1失点の内容だった。
この日は立ち上がりから制球が安定せず、初回に2四球を与えると、以降も毎回の計5四球。それでも、最速148キロをマークしたストレートに多彩な変化球を交えながら、走者を背負ってから2併殺2三振と、要所を締める粘りの投球でゼロを並べる。
最終イニングとなった4回は、二死走者なしから5番・雄平に四球を与え、続く6番・松本友に中安打。この試合初めてのヒットを許したところで降板となった。その後、坂本が残した走者を2番手・濱矢廣大がワイルドピッチで生還させたため、坂本に失点「1」が記録。復帰登板は3回2/3で1失点だった。
坂本は福岡大大濠高から立命館大を経て、昨秋のドラフト2位で入団したルーキー左腕。プロ初登板だった6月25日の中日戦(横浜)で初勝利を掴むも、ベースカバーに入った際に右足首を捻り、翌26日に登録抹消されていた。