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ロッテリリーフ陣が見事な仕事!フローレスが初勝利

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開幕から好調のロッテ=ZOZOマリン(C) Kyodo News
2020.08.13 18:00
千葉ロッテマリーンズ 8 終了 6 北海道日本ハムファイターズ
ZOZOマリン

リリーフ陣が奮闘


 「フローレスを含めて、しっかりとみんな投げてくれたと思います」。

 ロッテの井口資仁監督が、試合後にこのように話したように、リリーフ陣が逆転を呼び込む見事な投球を見せた。

 1-5の5回に田村龍弘、福田秀平、マーティンの3本の本塁打が飛び出し、1点差に迫った6回からサウスポーの永野将司が登板。左の中島卓也、浅間大基、両打ちの杉谷拳士と下位から上位に繋がっていく打線を、三者凡退に斬って取った。

 その裏、打線は菅野剛士の適時二塁打で同点に追いつく。その後、二死満塁としたが中村奨吾が遊ゴロに倒れ、逆転までとはいかなかった。好機であと1本が出ず、7回は前日2本塁打6打点と打ち込まれた中田翔に回る嫌な打順だったが、この回からマウンドにあがったフローレスは、近藤健介を3球三振、中田翔を二飛、渡邉諒を二ゴロと危なげなく打ち取った。

 その裏、日本ハム守備陣のミス、ルーキー・佐藤都志也の2点適時打を放ち、この回3点を奪い勝ち越し。

 こうなれば8回はセットアッパー・ハーマン、9回は守護神・益田直也のリレーで逃げ切るだけ。ハーマンが8回を無失点に抑えると、9回益田が1点を失ったが、3つのアウトは全て三振で奪い試合を締めた。

 6回からの4イニングは、益田が許した2安打のみで、永野、フローレス、ハーマンの3人は走者を出さなかった。リズム良く抑えたことが、逆転に繋がったといえるだろう。

▼リリーフ陣投球内容
永野将司  1回 安0 振0 四死0 自責0
フローレス 1回 安0 振1 四死0 自責0
ハーマン  1回 安0 振0 四死0 自責0
益田直也  1回 安2 振3 四死0 自責1

フローレスが来日初勝利


 7回から1イニングを無失点に抑えたフローレスは、嬉しい初勝利を挙げた。

 フローレスは「初勝利ができて心の底から嬉しい」と喜び、ピッチングで意識していることについては「バッターと勝負してストライクを投げてというイメージですね」と話した。

 初昇格したときは先発を務めたが、再昇格後は競った場面のリリーフで投げている。井口監督はフローレスについて、「唐川を含めて、6、7回あたりをしっかり任せられたらいいなと思います」と唐川侑己とともに“競った場面”で起用していくことを示唆した。

 振り返れば、昨年の今頃はBCリーグの富山でプレーし、10月にZOZOマリンスタジアムで行われた秋季練習中に入団テストを受け、昨年の12月に育成選手として契約を結んだ。

 背番号が『129』だった春季キャンプでは「チームの優勝に貢献できるようにやりたいなと思いますね。楽しみたいですね。野球は勝たないと楽しくないと思うので、勝つように頑張りたいと思います」と決意を述べていた。

 二軍の春季教育リーグ、練習試合で結果を残し、3月末に支配下選手となった。支配下選手登録されてからも、しっかりとアピールし一軍の舞台を勝ち取ったフローレス。“リーグ優勝に貢献する”という目標を実現するため、今日もチームのために腕を振る。

文=岩下雄太
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