2020.08.14 18:00 | ||||
埼玉西武ライオンズ | 13 | 終了 | 8 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
メットライフ |
スタメン全員が打点を記録…!
8月6日(木)の日本ハム戦から7連敗中だった西武が久々の勝利。このところ苦しんでいた打線が16安打・13得点とついに目を覚まし、首位・楽天を粉砕した。
エースが投げ合う“金曜日”でありながら、序盤から殴り合いとなったこのゲーム。先発のザック・ニールが初回にいきなり茂木栄五郎に2ランを浴びると、直後の裏に3得点でひっくり返してもらってすぐの2回に茂木に3ランを被弾。なんと一人の打者に2イニングで2被弾、5打点を許してしまい、苦しい戦いを強いられる。
しかし、打線が相手エース・則本昂大を相手に奮起。2回は育成出身の3年目、売り出し中の高木渉が適時打を放って1点を返すと、さらに外崎修汰にも適時打が飛び出して5-5の同点。
3回はステフェン・ロメロの15号ソロで勝ち越しを許すも、その裏にエルネスト・メヒアが5号ソロを放ってすぐさま同点。開幕戦に登板した両先発が揃って3回6失点で降板するという思わぬ展開となる。
西武は4回、今井達也をマウンドに送るも、ノリノリの茂木にセンターへの適時打を浴びてまたも打点を叩き出されてしまうと、4回裏と5回表はともにゼロ。ようやく試合が落ち着くか…と思われた。
5回裏、前のイニングから跨いだ津留﨑大成に対して一死一・二塁とチャンスを作ると、コーリー・スパンジェンバーグの適時打で7-7の同点。投手が久保裕也に代わっても、この日から一軍に戻ってきた金子侑司がピッチャー強襲の適時打で試合をひっくり返すと、トップに返って高木がこの日2本目の適時打。その後も源田壮亮と外崎が適時打で続き、この回一挙6点。12-7と逆転に成功した。
6回表は森脇亮介が浅村栄斗に15号ソロを浴びるも1点でしのぎ、7回からは継投策。平良海馬からリード・ギャレットと勝ちパターンで繋いでリードを守っていくと、8回裏には森友哉がダメ押しの適時二塁打。13-8とし、この森の適時打によって西武はスタメン9人全員が打点をマーク。この日は他会場で広島のルーキー・森下暢仁が「先発全員奪三振」を記録して話題となったが、こちらは「先発全員打点」という快挙を達成する。
13-8となったが、9回は守護神の増田達至。期待に応える3人斬りで試合を締めくくり、西武が両軍合わせて29安打の打ち合いに勝利。連敗を「7」でストップした。
西武のスタメン・今日の成績
1. 高 木=5打数3安打・2打点
2. 源 田=5打数2安打・1打点
3. 外 崎=4打数1安打・3打点
4. 山 川=4打数無安打・1打点
5. 栗 山=5打数3安打・1打点
6. メヒア=5打数1安打・1打点
7. 森 =5打数3安打・1打点
8. スパン=4打数2安打・1打点
9. 金子侑=4打数1安打・1打点