一軍復帰のグラシアルに続くのは!?
ソフトバンクのマット・ムーアが「左ふくらはぎの筋損傷」から復帰。18日に阪神鳴尾浜球場で行われたウエスタンリーグ公式戦・阪神戦に先発登板すると、4回途中までの約50球を投げ、5連続を含む6奪三振の無失点。見事な投球を披露した。
ムーアは初回、先頭の島田を一ゴロに打ち取ると、小幡と俊介は連続で見逃し三振に仕留める。さらに2回はルーキーの井上に原口、そして板山から3者連続三振と、低めに制球された角度のあるストレートと変化球で三振の山を築いた。
その後、3回は先頭の長坂にストレートの四球を与えたが、続く藤田を遊ゴロ併殺に打ち取り、最後は9番の遠藤から6個目の三振をゲット。4回は一死後、小幡にこの日はじめての安打を許し、さらに二死から井上には初球をレフト線に運ばれる安打。イニングの途中ではあったが、48球を投じたところでマウンドを降りた。
また、この日はアルフレド・デスパイネも「4番・左翼」で先発出場。初回、一死二・三塁という得点機で打席に入ると、阪神・中田賢一が投じた外角のボールをライト前に運び、2点適時打をマーク。ファーム合流後、10打席目にして記録した初安打で、チームに先制点をもたらす。
その後、3回の第2打席は中途半端なバッティングとなり投ゴロ、5回の第3打席は二死二塁の好機だったが二ゴロに倒れ、6回の守備からベンチに退いた。
チームではジュリスベル・グラシアルが実戦復帰から3試合で早くも一軍に昇格。いきなりラインナップに名を連ねているが、その他の助っ人たちも復帰に向けて着々と準備を進めている。