2020.08.18 18:00 | ||||
オリックス・バファローズ | 1 | 終了 | 3 | 埼玉西武ライオンズ |
京セラD大阪 |
課題の先発が試合をつくり引き分け挟んで3連勝
西武の髙橋光成投手が18日のオリックス戦に先発し、7回を投げて4安打2四死球1失点という内容で6月30日の同カード以来となる今季3勝目を手にした。
今季初先発から2連勝を飾って以降、5連敗中と苦しんでいた髙橋光は初回、三者凡退で立ち上がるも、2回に吉田正尚とT-岡田の連続長短打で失点。しかし、その後のピンチを連続三振で凌ぎ、この回を最少失点で終えると、「今日は直球が良かった」とコースに制球された力強いボールで3回、4回、5回を三者凡退で退けた。
味方打線が相手のミスに乗じて同点に追いついてからも粘り強いピッチングを披露。6回は一死一二塁で4番・吉田正、5番・T-岡田を迎えたが、凡打に仕留めると、7回も先頭打者にヒットを許したが後続をしっかりと抑えた。髙橋光自身も「6回、7回のピンチの場面、あそこは本当に点をやらないという気持ちでした」と気持ちを入れた投球を披露し、8回表のメヒアの勝ち越し打につなげた。
8月に入ってからの連敗中は先発陣が試合を作れずに敗戦を喫する試合が多かったが、このところの試合では先発陣が奮闘。この日も髙橋光が7回を投げ切り、6連戦の頭で中継ぎ陣を温存することに成功した。チームも引き分けを挟んでの3連勝で借金を「5」に減らした。