中日・ビシエド (C)Kyodo News

● ヤクルト 2 - 11 中日 ○
<11回戦・神宮>

 快勝の中日は今季初の4連勝。借金を3に減らすと同時に4カード連続の勝ち越しを決め、勝率で阪神とヤクルトを上回り一気に3位へ浮上した。

 中日は初回、1番・大島が中前打で出塁すると、続くアルモンテが左翼ポール直撃の3号2ランを放ち先制。2回は相手のダブルエラーもあり、無安打で2点を追加した。3回は4番・ビシエドの左越え11号ソロ、6番・阿部の中越え7号ソロで2点を追加。3回までに6点リードを奪いワンサイドゲームに持ち込んだ。

 6回以降にも、大島の適時二塁打、ビシエドのこの試合2発目となる左翼ポール直撃の12号2ランなどで今季最多の11得点。ビシエドは8回にも右翼線へ適時二塁打を放ち、2本塁打含む3安打4打点を記録した。

 打線の援護を受けた先発・福谷は、序盤からテンポ良くアウトを重ね4回まで無失点。5回以降に2点を失ったが、先発転向後最長の7回を投げ切り、6安打2失点の快投で2勝目(1敗)。ワンサイドゲームの中で無四死球と制球力が光った。

 ヤクルトは前夜2回4失点(自責点3)でノックアウトされた高橋に続き、この日も先発の原が3回途中6失点(自責点4)と崩れ2敗目(2勝)。本拠地で連敗し、中日と入れ替わり5位へ後退した。

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ベースボールキング編集部

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