2020.08.21 18:00 | ||||
東京ヤクルトスワローズ | 4 | 終了 | 7 | 阪神タイガース |
神宮 |
執念のリクエストが実る
今月16日に行われた広島戦以降、36イニング連続で得点がない阪神が、神宮でヤクルトと対戦。初回、先頭の近本がヤクルトのルーキー・吉田大喜から左翼フェンス直撃の二塁打を放ち一死三塁の形を作るも、3番・糸井が前進守備のセカンドの正面を突く二ゴロ、4番・サンズが中飛に打ち取られ無得点に終わった。
続く2回も先頭の大山が二塁打で出塁。梅野の犠打は吉田の好フィールディングにより三塁タッチアウトのタイミングだったが、阪神・矢野監督がリクエストを要求。すると三塁手・村上のタッチが遅かったとの判定で無死一三塁に。さらにボーアが四球を選び満塁としたが、8番・木浪がフルカウントから見逃し三振に倒れてしまう。
ここで打席には投手の藤浪が入り、三塁正面に叩きつけたゴロを放つと、これを捕球した村上がボールをうまく握れず、オールセーフに。記録は藤浪の内野安打となり38イニングぶりの得点は、藤浪のバットから生まれた。
勢いに乗る阪神は、続く近本の2点適時二塁打と上本の犠飛で加点。この回に一挙4点を奪うことに成功した。