○ 巨人 12 － 3 中日 ●
＜14回戦・東京ドーム＞

　2試合連続でセカンドでスタメン出場した巨人・若林晃弘は、2回の第1打席に安打を放った。

　0－1の2回一死一、二塁の第1打席、中日の先発・ロドリゲスから粘りに粘って7球目の変化球をセンター前に弾き返す安打でチャンスを広げた。

　この打撃に29日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル 巨人－中日戦』で解説を務めた川相昌弘氏は、「外からのスライダーだと思うんですけど、強振しないでミートを心がけて、うまく手首を返さないで素直に打ち返しましたね」と評価。

　この日は若林がセカンドで先発出場したが、開幕から吉川尚輝、北村拓己など熾烈なレギュラー争いが繰り広げられている。川相氏は「若林は昨日ヒットがなかった中で、引き続きスタメンで使ってもらえるというのは、嬉しいですしやる気に繋がるかなと思います」と話した。

　その一方で、レギュラーとして期待された吉川尚については「若林は（28日の中日戦で）好捕をしていましたけど、ヒットなくて相手の投手が右投手。それなのに吉川が出てこない。吉川にとっては寂しいなと思いますね」と奮起を促した。

（ニッポン放送ショウアップナイター）