中日・大野雄大(C)Kyodo News

○ 中日 5 - 0 広島 ●
<13回戦・ナゴヤドーム>

 中日の大野雄大投手(31)が2試合連続の完封で5勝目(3敗)。球団タイ記録の5試合連続完投勝利をマークした。

 大野雄はこの日も、初回から小気味よくストライク先行の投球。右打者を並べた広島打線を寄せ付けず、4回までノーヒット投球を展開した。5回に二死から6番・メヒアに初被安打となる右前打を許したが、続く會澤は三直。6回以降も安定感は揺るがず、広島打線に二塁ベースを踏ませなかった。

 9回116球、2安打無失点、11奪三振1四球の快投で自身5連勝。8月23日のDeNA戦(ナゴヤドーム)に続く2戦連続完封で、2006年の佐藤充以来、球団史上4人目となる5戦連続完投勝利を成し遂げた。

 大野雄は打席でも、5回に先制点となる投ゴロを放ち勝利打点を記録。2点リードの8回は、5番・高橋の左前適時打、続く阿部の右翼フェンス直撃の2点適時二塁打でダメ押しの3点を加えた。

 広島は大野雄を打ち崩せず3連敗。先発の九里は打線の援護なく、8回途中9安打5失点で4敗目(2勝)を喫した。

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