2020.09.02 18:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 3 | 終了 | 1 | 横浜DeNAベイスターズ |
東京ドーム |
菅野、戸郷に続く3本目の柱へ…
日本野球機構(NPB)は1日、翌2日の予告先発投手を発表。2位と6.5ゲーム差をつけて首位を快走する巨人は、右肩の違和感で一時離脱していたエンジェル・サンチェス投手(30)が、1カ月半ぶりに一軍復帰する。
今季から加入した新助っ人は、先発ローテーションの一角として開幕を迎えたものの、7月25日のヤクルト戦(神宮)直前に「右肩の違和感」で登板を回避。翌日に出場選手登録を抹消されていた。
離脱前の時点での成績が5試合・27回を投げて、3勝2敗、防御率2.67。登板を回避する直前の試合で、DeNA打線を相手にあわや完封の快投を見せていただけに、昇り調子の右腕の離脱はチームにとって痛かった。
現在、セ・リーグの投手勝利数部門では、菅野智之(9勝)と戸郷翔征(7勝)の巨人勢がワンツーを飾っているものの、球団内ではそれに続く3本目の柱がなかなか出てこない状況にある。
下半身の張りから帰ってきた田口麗斗は、復帰戦の勝利以降は打ち込まれる試合が続き3連敗中で、C.C.メルセデスは左肘痛で離脱し、桜井俊貴は中継ぎへ配置転換された。
そうしたなかで、高卒2年目の直江大輔が期待を感じさせる投球を見せているのはプラスだが、ローテーションに新顔を挟まざるを得ない状況に陥ってしまったともいえる。
8月は14勝10敗1分けで4つの貯金を作るも、白星の内訳を見てみると、菅野・戸郷の2人で計8勝、中継ぎ勝利が4勝(うち2試合がメルセデス登板試合)、田口・今村が各1勝と、終盤戦へ向けてさらなる陣容の充実を図りたいところだろう。
首脳陣からすれば、帰ってきたサンチェスこそ、まさに先発ローテ3本目の柱として期待を寄せる存在のはず。まずは復活の1勝なるか。新助っ人の46日ぶりの一軍登板に注目だ。
9月2日(水)の予告先発
【パ・リーグ】
日本ハム(上原健太)- 楽天(涌井秀章)
<札幌ドーム 18時00分>
ロッテ(小島和哉)- 西武(内海哲也)
<ZOZOマリン 18時00分>
オリックス(田嶋大樹)- ソフトバンク(和田毅)
<京セラD大阪 18時00分>
【セ・リーグ】
巨人(エンジェル・サンチェス)- DeNA(濵口遥大)
<東京ドーム 18時00分>
中日(小笠原慎之介)- 広島(野村祐輔)
<ナゴヤドーム 18時00分>
阪神(オネルキ・ガルシア)- ヤクルト(山中浩史)
<甲子園 18時00分>