2020.09.03 18:00 | ||||
読売ジャイアンツ | 13 | 終了 | 4 | 横浜DeNAベイスターズ |
東京ドーム |
2回までに大量13失点…
DeNAのスペンサー・パットン投手は3日、東京ドームの巨人戦で来日4年目にして初先発したが、2回途中7安打9失点(自責7)の大炎上。2番手の武藤祐太も流れを止めきれず、DeNAは2回までに13点を失った。
1点を先制して迎えた初回、パットンは先頭の坂本勇人こそ見三振で斬るも、2番・松原聖弥に与えた四球をキッカケに、3番・亀井善行、4番・岡本和真の連打で同点とされ、さらに左翼・佐野の落球で逆転。中島宏之にも中犠飛を許し、初回から3点を失った。
パットンは2回二死一塁で回ってきた打席に立ち続投するも、一死から9番・田口麗斗へ制球が定まらずまさかの四球。すると、坂本に繋がれ松原にプロ初本塁打となる3ランを被弾し、さらに一死一塁から岡本にも150キロの速球を右翼席へ放り込まれ8失点。5番・丸佳浩にこの日7本目のヒットを許したところで降板となった。
あとを受けた2番手・武藤祐太も勢いづいた巨人打線を止められず、中島の適時打でパットンの残した走者を還すと、相手先発・田口にも適時打が飛び出し、続く坂本がダメ押しのダメ押しとなる左中間2ラン。この回だけで打者14人の猛攻を受け大量10点を失った。
DeNAは9月1日から13連戦に突入し、この日は3試合目。今永と平良が離脱する苦しい台所事情もあって、ラミレス監督はリリーフ投手で繋ぐ「オープナー戦術」を採用したが、先発のパットンが1回1/3(53球)を投げて、2被弾含む7安打、2四球、9失点(自責7)と大炎上。3回までに12点の大量ビハインドを背負う苦しい展開となった。
なお、2番手の武藤祐太は3回裏をゼロに抑え、1回2/3(40球)を投げて4安打2四球4失点。4回からは山﨑康晃にバトンを繋いでいる。