2020.09.03 18:00 | ||||
阪神タイガース | 4 | 終了 | 3 | 東京ヤクルトスワローズ |
甲子園 |
1点差の7回で痛すぎる珍プレー
ヤクルトが思わぬ形で逆転を許した。
3日の阪神戦(甲子園)で3-2と1点リードの7回、2番手の高橋奎二が一死一・三塁のピンチを招いて3番手・マクガフが登板。代打・中谷将大に対しては150キロ超の真っ直ぐを3球続けて空三振で斬ったものの、続く1番・近本の打席で事件が起きた。
近本に対する2球目の直後に一塁走者の陽川尚将が盗塁を仕掛けるも、ノーマークだったヤクルトバッテリーは二塁へ送球する素振りもなく、陽川は悠々と盗塁成功。
一打逆転とピンチが広がったところで、3球目を投じた直後に、あろうことかマクガフが一塁へクルリと回って牽制。直前の二盗に気づいていなかったのか、無人の一塁ベースを見て驚きの表情を見せたものの時すでに遅し。振り出した腕は止まらず、白球は一塁ベース上を空過した。
珍牽制がファールゾーンを転々としている間に、同点の走者に続いて逆転の走者も生還。(※公式記録はボークとエラー)息詰まる投手戦で痛すぎる珍プレーが飛び出し、まさかの逆転を許した。