「優勝をするための力になって欲しい」
ロッテと巨人は7日、香月一也内野手(24)と澤村拓一投手(32)の交換トレードが成立したと発表した。
ロッテの井口監督は獲得した澤村について「力強いスピードボールで打者を抑え込むピッチャー。今までのウチにはあまりいないタイプ」と期待を寄せた。
澤村は150キロ超の直球を武器に、1年目に200イニングを投げて11勝(11敗)をマーク。先発投手としての働きが評価されて、2011年のセ・リーグ新人王に輝いたが、3年目の途中から中継ぎへと転向し、2016年には最多セーブのタイトルを獲得。今季は13試合(うち先発1試合)に登板して防御率6.08と精彩を欠くも、これまで複数ポジションで実績を残してきた。
井口監督は「今、チームは非常にいい位置にいるので優勝をするための力になって欲しい。頼もしい存在ですし期待をしています。起用法に関してはこれから考えていきます」とコメントした。