DeNA・佐野は初受賞
プロ野球セ・パ両リーグは9日、8月度の『大樹生命月間MVP賞』受賞選手を発表した。
パ・リーグは、4勝負けなしのロッテ・石川歩と、月間打率.430をマークした吉田正尚が受賞。石川は2015年9月以来で実に5年ぶり2度目の受賞、吉田は2019年9月以来で1年ぶり3度目の選出となる。
一方のセ・リーグは、先月に続いての受賞となる巨人・菅野智之と、DeNAの新主将・佐野恵太。菅野は通算8度目、佐野はプロ4年目でうれしい初受賞となっている。
【パ・投手】石川 歩(ロッテ) ☆2度目
【パ・打者】吉田正尚(オリックス) ☆3度目
【セ・投手】菅野智之(巨人) ☆8度目
【セ・打者】佐野恵太(DeNA) ☆初受賞
パ・リーグ
▼ 投手部門
石川 歩(ロッテ)【2度目】
<成績>
4試合(26.0回) 4勝0敗 防御率3.46 奪三振9 自責点 10
☆ 8月度は4試合に登板してリーグトップの4勝。
☆ 登板した全試合で6回以上を投げ、8月のチーム勝率トップタイに大きく貢献した。
▼ 打者部門
吉田正尚(オリックス)【3度目】
<成績>
25試合 打率.430 安打37 本塁打2 打点15 盗塁1
☆ 全25試合に出場して打率・出塁率(.510)・得点圏打率(.474)の3部門でリーグトップの成績。
☆ 安打数もリーグ2位で、25試合中23試合で安打を記録。うち12試合でマルチ安打を記録した。
セ・リーグ
▼ 投手部門
菅野智之(巨人)【8度目】
<成績>
4試合(30.0回) 4勝0敗 防御率1.50 奪三振21 自責点5 ☆完封1
☆ 4試合に登板してリーグトップタイの4勝、防御率もリーグ2位と安定した投球。
☆ セ・リーグ投手の2カ月連続受賞は、2013年5月~6月の阪神・能見篤史以来で8人目。
▼ 打者部門
佐野恵太(DeNA)【初受賞】
<成績>
26試合 打率.343 安打34 本塁打6 打点22
☆ 26試合に出場してリーグトップの6本塁打(タイ)・22打点を記録。
☆ ほかにも安打はリーグ2位、打率はリーグ3位という好成績で4番の役割を全うした。