「ストライクゾーンなんかに俺は収まらない」
12日に横浜スタジアムで開催されたDeNA-中日の一戦は『キッズSTAR☆NIGHT 2020 Supported by J:COM』と銘打っての開催。試合前には“現代ホスト界の帝王”こと、実業家のROLAND(ローランド)さんが始球式に登場した。
「1番にこだわって生きている」と、自身の生きざまから背中に「No.1」と入った特別ユニフォームを身にまとい、人生初だというマウンドに登ったローランド。
事前の取材では、「浜辺でマネージャーとキャッチボールをして肩を作ってきた。自信はあります!男らしく内角高めに」と意気込んでいたが、結果は左バッターボックス方向でワンバウンドする投球に。
宣言通りとはいかず、「難しかったー!140キロぐらい狙いたかったけど、制球に難がありましたね…」と振り返りつつ、「また練習してリベンジしたいです!」と再登板に意欲を見せた。
ヤスアキは「必ず返り咲く!」
また、始球式の前には帝京高校の同級生で、クラスも一緒だったという山﨑康晃との対談も実現。
不調でストッパーの座を外れている男と、コロナ禍でお店を締めざるを得ない状況となっている男…。ともに苦しい時間を過ごしているが、「お互いに大変な時期だけど、でも俺は全く心配していない。結果で黙らしちゃえば良いと思っているよ」とコメント。
山﨑についても、「彼は高校時代、栄光よりも屈辱を味わい、僕もレギュラーにはなれなかった。お互いに辛さを乗り越えて、いまは日の目を浴びることができるようになった。あいつなら逆境を乗り越えられるのを知っている。僕は付き合いが長いので心配はしていない。必ず返り咲く!」と力強く語った。
取材・文=萩原孝弘
ROLANDさん・始球式後のコメント
難しかったー!
140キロぐらい
狙いたかったけど、
制球に難がありましたね…
また練習してリベンジしたいです!
カメラがいると
“カメラマジック”が
起こるんですが、
今日もいい投球ができる
と思っていたところ、
カメラマジックを
「雨から晴れる」に
使ってしまったようで…(笑)
今までは、
ジャイアンツファンを
公言してましたけど、
今回ベイスターズの始球式に
登壇させていただき
素直に嬉しかったですし、
これからは
ベイスターズファンになります!
帝京の同級生・山﨑康晃との対談も…
<ROLANDさん>
康晃も今大変な時期だし、
俺もコロナの影響で
店閉めたりして
お互い大変な時期だよね。
でも俺は全く心配していないし、
結果で黙らしちゃえば
良いとも思ってるよ。
<山﨑康晃選手>
勇気もらえるわ!
今すごい苦労してる時期だけど、
そういう時期もあるよね。
<ROLANDさん>
勝って騒がれるうちは二流で、
負けた時に騒がれるのが一流なんだよ。
だから世間から色々言われるのは、
俺らスターの宿命なんだよ。
これは負けじゃなくて
勝ちの途中だと思ってる。
だから一緒に頑張ろうぜ!!