○ 日本ハム 3 - 2 ソフトバンク ●
<16回戦・札幌ドーム>
日本ハムが逃げ切り勝利。2連勝で借金を2に減らした。
日本ハムは札幌ドームで無傷の7連勝中だったソフトバンク先発・千賀に対し、2回に7番・平沼、8番・清宮の連打などで一死満塁とし、1番・西川が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち先制した。8回も下位打線のチャンスメイクで二死満塁とし、再び西川が3点目となる適時打を右前へ。主将は3安打3打点をマークし、チームの全得点を叩き出した。
投げては先発の上沢が快投。序盤のピンチを無失点で切り抜けると、4回以降は4イニング連続で3者凡退をマーク。8回までに今季最多の133球を投じ、4安打6奪三振無失点の内容で6勝目(3敗)を挙げた。3点リードの9回、リリーフした宮西が2本のソロ本塁打を浴びたものの1点リードを死守。ベテラン左腕は2セーブ目(1勝1敗)をマークした。
ソフトバンクは上沢を打ち崩せず8回までゼロ行進。9回に3番・柳田の23号ソロ、代打・川島の4号ソロで2点を返すも、あと1点届かなかった。千賀は今季最多の148球を投げるも、8回9安打3失点で札幌ドーム初黒星となる4敗目(6勝)。チームは2連敗となったが、2位・ロッテが敗れたため首位の座は保った。