二軍でリーグ2位の本塁打、打点はリーグトップ
巨人は17日、所属するエスタミー・ウレーニャ選手(21)を支配下登録したことを発表した。
ウレーニャはドミニカ共和国出身の右打ち内野手。2017年にミネソタ・ツインズと契約を結び、ルーキーリーグでのプレーを経て、昨年は1A・シーダーラピッズでプレー。11月に巨人のトライアウトを受験し、12月に育成選手として入団を勝ち取った。
加入1年目ながら3月にはオープン戦で3試合に出場しており、ファームではチームトップの51試合に出場。打率.297にリーグ2位の11本塁打、リーグトップの35打点をマークするなど、良いアピールを続けていた。
一軍チームは早くもマジックナンバーを点灯させ、リーグ連覇に向かって突き進んでいるものの、一方で16日の試合では岡本和真や坂本勇人といった主力の内野手が大事を取って欠場。やはり過密日程を戦ってきた代償か、具合の程度は明らかにされていないとはいえ、万全とは言えないことは確かだ。
今後も無理はさせず、休みを挟みながらの起用となると、ウレーニャにとってはチャンス。ファームでは一塁・二塁・三塁に加えて外野でも出場するなど、ユーティリティー性を存分に発揮。早期の一軍昇格、そしてNPB初出場にも期待がかかる。
巨人の新たな秘密兵器候補、背番号98を背負うエスタミー・ウレーニャから目が離せない。