● 阪神 0 - 4 DeNA ○
<18回戦・甲子園>
DeNAは連敗を3でストップし、同一カード3連敗も阻止。先発の上茶谷大河が今季初完封で2勝目(1敗)を手にした。
上茶谷は初回を三者凡退で打ち取ると、初安打を許した2回、先頭を出した5・6・7回も後続を断ち無失点。要所を締めるピッチングでゼロを並べた。
援護したい打線は相手先発・青柳晃洋の前に5回までゼロ行進も、6回に内野ゴロの間に先制し、続く7回には2番・ソトが勝負を決定づける17号3ラン。
この日の上茶谷は3番・糸井嘉男に2安打、5番・大山悠輔に3安打を許すも、4番・サンズ、6番・ボーアの助っ人コンビを、2人併せて2併殺5三振と完璧に封じ込め連打を許さず。
最終回も糸井と大山を塁上に置きながら、サンズに続いて、ボーアも得意のカットボールで空三振。この日10個目の三振を奪い、渾身のガッツポーズで今季初完封を締めた。
9イニングで被安打6、与四球3と塁上を賑わせたが、自己最多の144球を投げ、2ケタ10奪三振。チームでは大貫晋一に続く今季2人目の完投勝利で、完封勝利は今季初となった。
試合後のヒーローインタビューでは「初回先頭の近本さんに3ボールという不安な立ち上がりでしたけど、そこからしっかり地に足をつけて投げることができました」と快投を振り返り、「昨年は夏バテして落ちてしまったので、今年はこのまま一つでも多く勝ちたいです」と、さらなる活躍を誓った。