連敗ストップへ!
西武の源田壮亮選手(27)は1日、京セラドーム大阪で行われているオリックス戦に「2番・遊撃」で先発登板。0-0の3回に今季1号となる先制2ランを放った。
9月は月間打率.364(99-36)と打ちまくったレオのキャプテン。この日も第1打席でショート強襲の安打を放つと、3回一死一塁で回った第2打席で再び魅せる。
オリックス先発・田嶋大樹が投じた139キロ速球はインコースの低め、ややボール気味にも見えたが、この速球を迷いなくフルスイング。快音残して放たれた打球は、右翼手の頭上を軽く越えてライトスタンドまで届いた。
ここ2戦は無得点が続いてオリックスに連敗…。苦しむチームに22イニングの得点をもたらすひと振りは、源田にとっても今季第1号となる一発。
昨年8月15日のオリックス戦(メットライフ)以来となる本塁打に、打った本人も「第1号うれしいです!」。つづけて、「チャンスだったので思い切ってスイングしました」と、会心の一打を振り返った。
スパンジェンバーグも続く
また、源田の一撃によって一死走者なし、仕切り直しで打席に入ったコーリー・スパンジェンバーグ選手(29)も続く。
ボール2からストライクを取りに来た3球目、少し甘めに入ったスライダーを狙い撃ち。こちらも完ぺきに捕らえた打球は、追いかけたセンターの遥か頭上を越える大きな大きな一発に。
「源田が前で打ったので、続くことができてよかった」。12試合ぶりとなる今季12号で、キャプテンの一発に続いた。
文=尾崎直也