二死満塁から登場すると……
巨人の古川侑利投手が、2日にカーミニークフィールドで行われた西武とのイースタンリーグ公式戦に救援登板し、奪三振ショーを披露した。
味方野手の失策などもあり巨人・先発の髙橋優貴投手が6回途中4失点、2点差に迫られてなおも二死満塁というピンチで古川が登板。すると西武の3番・高木渉を簡単に追い込み、最後はフォークで注文通りの空振り三振に斬ってピンチを切り抜けた。
続く7回にもマウンドに上がると、ストライク先行のピッチングで2者連続の空振り三振、二死から山田遥に右飛を打たれたが、8回は3つのアウト全てを空振りの三振で奪う快投。9回にも2つの三振を奪って、打者10人から8奪三振の快投を披露した。
試合は、初回に3点を奪った巨人が山本泰寛、湯浅大、陽岱鋼のソロなどで加点。古川の好救援もあって6-4で逃げ切り、先発した髙橋にイースタンでの今季初白星を手にした。