2020.10.02 18:00 | ||||
千葉ロッテマリーンズ | 0 | 終了 | 1 | 埼玉西武ライオンズ |
ZOZOマリン |
「何が起こってもおかしくない試合数がまだ残っている」
西武のエルネスト・メヒアが豪快な一発で延長10回までもつれた投手戦に終止符を打った。
西武の先発・ニールとロッテの先発・二木康太による投手戦となった試合は、スコアボードに「0」を並べたまま延長戦に突入。ロッテは9回に益田直也に投入し、10回には澤村拓一をマウンドへ。移籍後9試合で防御率1.04、5ホールド1セーブとロッテのブルペンに欠かせない存在となっている右腕を送り出した。
10回表の先頭打者として打席に入ったメヒアは、澤村が投じた2球目の直球を強振。高々と上がった打球はそのまま西武ファンの待つレフトスタンドへ。メヒアの3年ぶりとなる二桁弾、10号ソロが決勝点となり、西武が連勝。首位ソフトバンクを追うロッテは何度かあった好機を生かしきれず手痛い敗戦となった。
試合後、メヒアは「9回裏が終わったとき、外崎選手からホームランを打ってくれと言われたので前向きな気持ちで打席に入れた」とコメント。「言ったとおりの結果になって本当に良かった。澤村投手という素晴らしいピッチャー相手に勝ちにつながるホームランを打ててうれしく思う」と、9月11日以来の一発を喜んだ。
得点を与えずに好投を続けた投手陣に対しても「ニールをはじめ、平良、増田、森脇が素晴らしいピッチングでスコアボードに「0」を並べてくれたので、彼らにとっても素晴らしいゲームになったっと思うし、彼らに1点をプレゼントすることができて良かった」と感謝した。
そして最後に「残り1カ月のシーズンですが、何が起こってもおかしくない試合数がまだ残っています。我々はベストを尽くして戦っていくので、これからも応援をよろしくお願いします」と一言。残り40試合ほどで2位ロッテまでは5ゲーム差、大逆転でのCS進出を目指して戦い続けることをファンに誓った。
▼ メヒア年度別本塁打数
2014年:34本 ※本塁打王
2015年:27本
2016年:35本
2017年:19本
2018年: 9本
2019年: 6本
2020年:10本 ※10月2日現在