2020.10.02 18:00 | ||||
阪神タイガース | 4 | 終了 | 1 | 読売ジャイアンツ |
甲子園 |
通算1500投球回にも到達
阪神の西勇輝投手が2日、甲子園で行われた巨人戦に先発登板し、8回を投げて5安打1失点と好投。今季の8勝目を手にした。
ここまで対巨人戦に3度登板して2勝0敗と好相性を誇っていた西は初回、一死から連打で一二塁とされて4番・岡本和真を迎えたが、その岡本を三ゴロ併殺に仕留めてピンチを切り抜けた。すると2回、虎の若き主砲・大山悠輔の23号ソロで先制。ここまで24本塁打を放ちランキングでトップに立つ岡本に1本差と迫った。
2回、3回とテンポよくアウトを積み重ねてきた西は4回、二死からの連打で一二塁とされるが、6番・大城卓三を遊飛に打ち取った。その裏、一死満塁から糸井嘉男の適時打で西を援護。3点のリードを得た西は5回、6回、7回を三者凡退とし、8回もマウンドへ。ここで先頭のウィーラーに9号ソロを被弾したが、後続をしっかり抑えてチームに勝ち星をもたらした。
これで対巨人戦は4戦3勝0敗とキラーぶりを発揮し、阪神の対巨人戦9年連続負け越し決定を阻止した。また、この試合で「最低限クリアしたい数字だった」と語った通算1500投球回を達成。今後も投球回を積み重ねていくことに意欲を示した。